PROFILE
清水里香  Rika Shimizu

97年イギリスのカレッジで、ホリスティック&クリニカルアロマセラピートレーニングコース修了/ディプロマ取得。イギリスにて、英国IFA・国際ITEC認定アロマセラピスト等々、プロフェッショナル資格取得。英国系老舗自然療法の会社で、10年以上にわたり勤務、マネージャー兼 常勤の専任講師として、アロマセラピー・ハーブ・フラワーエッセンスなど、初級から上級まで様々な講座を多数担当。講師の養成や、スタッフ向けセミナー、書籍の監修、講座企画 等々行い、退職。 現在 wishing well主催。ワークショップや香りの創作等を中心に活動しています。

WORKSWORKSHOPSのページも、ご参照下さい。

[ 資格・経歴 ]

英国IFA認定アロマセラピスト
国際ITEC認定アロマセラピスト
JAMHA認定シニアハーバルセラピスト
JAMHA認定ハーバルプラクティショナー
AEAJ認定アロマテラピーインストラクター
フラワーエッセンスプラクティショナー など

Voice
[ 清水里香さんの香り ]

春にかえるちゃんこと松本朱希子さんが、ギャラリーモーネンスコンピスで展覧会をしてくれたとき、初めて清水里香さんの香りをモーネに紹介してくれた。「森の香り」というタイトルのオリジナルの香りで、香りのイメージを言葉で表した美しい詩も添えられていて、読んでから小さなボトルを香ってみると、森の中を散歩しているような、そんな感覚になった。秋になって、モーネのイメージで「月の香り」も作ってくださり、宙に浮かぶ月の凛とした月光の印象を香りで組み立ててくださって、その香りは今もコンピスや寺子屋で使っている。

モーネで開講してくださっている「香りの寺子屋」も、植物の精油の説明や効能もわかりやすく、素直に自分の中に入ってくる。材料には、英国から取り寄せた上質な精油が30種類ほどもあって、その時々で自分に合うものと出会えるように思う。

余談だが、私は30代のころアロマオイルを暮しに取り入れていた時期があった。小さな庭で園芸にはまっていて、ハーブやバラの原種など、花より効能のある植物を育てていた。あるとき本で犬の皮膚病に効く実がなるバラがあると知り、それがきっかけでアロマオイルに繋がり、本で知った情報を自己流で使っていた。だからこそ、いつも清水里香さんが作られる香りが、私が知っていたものとは全く違って、まるで印象派の絵のような微妙なトーンの香りだと、いつも感動してしまうと思う。

英国で発達したアロマセラピーだが、清水里香さんのワークショップは、日本の二十四節気に添った組み立てであることが、どこにもないスタイルで、日々の中で「自分でできるバランスを整える知恵」を知ることができると思う。今は、滋賀県の&Anneさんや、モーネのスタッフだった小松美帆さんの実家の喫茶店・サンビームでも開講され、少しずつ清水里香さんの発信が広がっている。

モーネ工房/井上由季子 (2016.5)

*モーネ工房は、2017年10月に香川に移転しました。
瀬戸内モーネ: https://www.maane-setouchi.com

About wishing well
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大きなひとくぎりに旅したイギリスで、現地の方が、ある場所をおすすめしている、小さな記事を、偶然見かけました。

ケルトに関係の深い、聖なる泉で、なぜかとても心ひかれました。

観光案内所の親切で気さくなおじいさんとおばあさんに聞いてもご存じではなくて、 地図に目立たず小さくのっていたのを頼りに、バスにのったり歩いたりして、たどりつきました。

えんえんと泥道を歩いて、緑のトンネルの入り口で、向こう側に大きく虹が出ているのを見ました。 歩き進んでいくと、なんだかわくわくした新しい気持ちがわきあがってきました。

たどりついたところは、清らかな空気の中、きらりと光る泉と植物がいっぱい。 息を吹き返したような気持ちで、

「ああ、これからは、植物と一緒に喜びにあふれることをしていこう!」と、

私にとって新たな原点になった場所です。

出会う方が皆、植物の力や香りで、毎日を楽しく、心地よくすごせたり、 たいへんな時にも、心が少し軽くなって、きっと乗りきれるきっかけにして頂けたら、という願いと、 どこにいても、つながっている、その場所を、屋号にたくしました。